いっぷすの原因と治療法
2022/01/25
現在では、ゴルフに限らず、野球、テニス、クリケット、ダーツなど、あらゆるスポーツ競技において同様の症状が確認されており、競技者を長く苦しめる非常に厄介な運動障害として認識されています。
最近では、イチロー選手がテレビ番組のインタビューで高校時代にイップスを発症し、プロ野球選手になっても数年間苦しんでいたことを告白していました。
このように、スポーツを頑張る方であれば世界のトップの選手でさえもいっぷすになってしまう可能性があります。
スポーツの世界ではイップスの症状は長年理解されてきませんでしたが、
スポーツトレーナー、いち治療家として長年携わった結果、いっぷすやスランプに陥っている方の改善策として、ある法則や共通点があることがわかりました。
スポーツ別症状一覧
いっぷすを知る
サッカー
サッカーでは、以下のような症状があります。
シュートが枠に飛ばない
シュートチャンスと分かっていても足が動かない
PKが蹴れない
トラップが全くできなくなる
パスが思ったところに出せない
ドリブルをするのが怖く、焦ってパスを出してしまう
パントキックが定まらない
サッカーも1点の重みが大きいスポーツで、大事な場面でシュートを外した経験から身体が動かなくなったりする方が多いようです。
バスケットボール
バスケットボールでは、確実に点を取れると思われている場面でのイップスがあるようです。
フリースローがぎこちない
レイアップが決まらない
NBAの選手でも、こうした症状に悩まされている方は多いようです。
テニス
サーブが思うように打てない
素振りはスムーズにできるが、実際にフォアハンドで打とうとすると手首や前腕部が固まって思い通りに打てない
バックハンドはできるが、フォアハンドだけが思い通りに打てない
テイクバック時にラケットがどこにあるか感覚がない
動作の中でも身体的に自由度が高いケースで見られるようです。バックハンドはどう打つか考える余地が少なく、制限が多いためにあまりイップスになる方はいないようです。
卓球
卓球もテニスと同じく、身体的に自由度の高いフォアハンドで症状が多いようです。
フォアハンドの際、オーバーしてしまう、または短くなってしまう
フォア打ちの際、肩から手首にかけて固まったような感覚になって打てない
フォア打ちの際、手に力が入らなくなる
ダーツ
ダーツもイップスになる人が多い競技です。ダーツのイップス症状を『ダータイティス』と呼ぶこともあります。
テイクバックした腕が硬直し、投げられない
ダーツを握ってしまい、離せなくなる
投げる前にダーツをポロポロ落としてしまう
ボウリング
プロボウラーの間でも、イップスの症状は存在するようです。
助走の足がうまく出ず、何回も投げ直しをする
手からボールが離れない
アーチェリー・弓道
アーチェリーや弓道でもイップスは存在します。大きく3種類の症状があるようです。
『ターゲットパニック』と呼ぶこともあるようです。
射るタイミングでないのに射ってしまう(早気、スナップリリース)
早気の状態から慌ててとどまりビクッとする(びく、フリンチング)
矢を引ききった状態から矢を離そうとしても離れない(もたれ、フリージング)
早気という症状が最も問題になることが多く、悩んている方も多いようです。
いっぷすの根本的な改善方法
パフォーマンスは『体の歪み』に完全に支配されています。
野球の ボールを投げたりするときに、 ボールが指にかかりすぎたりもしくは抜けてしまったりする。
この原因は メンタルのい状態も大きく関わってきますが、
それ以上に大きく関係するものが
『体のゆがみ』であるケースが多々みられます。
人間の体は重力と体の歪みに完全に支配されています。
イップスで悩まれている患者さんの体を見ると
健康な状態の方と比べるとより大きく体が歪んでいるケースがとても多いです。
具体的に言うと、投げるスポーツの場合
首から出ている神経に支配されている筋肉
僧帽筋や広背筋、肩甲挙筋など
上記の筋肉が右手と左手で大きく 左右差があります。
これはボールが指にかかりすぎる人もしくは抜けてしまったりする人
完璧に体のゆがみ方にパターンが存在します。
この歪みのパターン(癖)を放置したまま日々のトレーニングを繰り返すことで
どんどんどつぼにはまっていくケースが多いです。
特にトップアスリートや運動神経の高い方に多く見られます。
この歪みのパターンを改善させるためには単純にストレッチや筋肉トレーニングのみでは一切改善されません。
骨をバキバキしたりマッサージをしても一切改善されません。
大切な事はお体の筋肉の状態をしっかりと把握し
左右差をきっちりと戻すことが一番重要と考えています。
当院の整体技術は 体の筋肉のバランスを限りなく左右対象に戻すことを得意としています。
病院や整骨院他の整体院に通っても改善されなかった方
ぜひいちど当院にご相談ください
お問い合わせ方法は電話もしくはLINEにて承っております。
放置すればするほどこじれてくる症状ではありますので
悩まれている方気になった方は今すぐご連絡ください。