☆身体の持つ「自然治癒力のしくみ」を邪魔する4つの勘違い☆
2023/05/15
☆身体の持つ「自然治癒力のしくみ」を邪魔する4つの勘違い☆
☆身体の持つ「自然治癒力のしくみ」を邪魔する4つの勘違い☆
1.押す、揉む
硬くなった筋肉や患部を押したり揉んだりすると、筋肉内の微細な血管が破れて「内出血」が起こります。
その結果、施術して数時間たってから、痛みやコリが悪化します。これが「揉み返し」です。
そして、腫れ・痛みによって交感神経が緊張するため、胃腸の働きが悪くなり、
全身の血管が収縮して血流が悪くなり、免疫力が低下し、寝つきも悪くなり、睡眠が浅くなります。
これが「治療」といえるでしょうか?
2.ストレッチ
一般的に、コリをゆるめるにはストレッチが有効といわれています。
しかし実は、ストレッチをすると筋肉は柔らかくなるどころか逆に、かえって緊張して硬くなってしまいます!
コリは「筋肉が縮んで固まっている」のではなく、反対に“緊張”しているのです。
緊張とは「ピーンと張った・伸ばされた状態」です。
伸ばされて緊張している筋肉を、ストレッチしてさらに伸ばせば、痛くなって当然です!
髪の毛が引っ張られたら痛いのと同じです。
筋肉内の血管も、引き伸ばされることで、血流が悪くなります。
細いチューブを引っ張ると、チューブがつぶれて内径が狭くなります。
血管も同じです。伸ばすとつぶれて狭くなり、血流が悪くなるのです!
筋肉の緊張をゆるめるには、そして血管を拡張して血流を良くするには、『縮めて揺らせばよい』のです
3.バキバキ
首や腰を捻って関節音を鳴らす施術ほど危険な行為はありません。
捻る際に関節周囲の靭帯が急激に引き伸ばされるため、後から痛くなってきます。
また、脊髄を痛めて半身不随や全身不随になってしまうリスクさえあります。
4.湿布&痛み止め
湿布や軟膏などの「消炎鎮痛剤」は、強力な血管収縮作用(交感神経緊張)によって
患部への血流が悪くなりますから、治りが遅くなります。
以上、当たり前で良かれと思ってやっていることを見直す機会は
なかなかありません。
是非、参考にしてみてくださいね。